友人・知人からは褒められるのに、結果が出ないってことありません?
私が思いつく問題点は3点。
・頼んだ人がしっかり小説を読めるとは限らない。(私も自信はない)
・知り合いはダメな部分を飲み込むことが多い!(実際、私自身がそうです)
・友人とは趣味が似ているから、だいたい同じところで萌えられる(ので評価がよくなる)。
身近に作品を読んでくれる人がいないとか、みんな褒めてくれるのに結果がついてこないと考えている方は検討されてみてはいかがでしょう?
ココナラさんで、『小説 添削』とか『小説 アドバイス』の検索してみてください。気になる方のページをピックアップします!
この純文学作家さんってどなた……?
「目指せ小説家デビュー。公募選考委員によるアドバイス!」とのこと。
短編のご対応ですが、お安い……!
「プロ作家養成ゼミの講評者による、小説クオリティアップ相談」とのこと。
なんでダメな部分を飲み込むの?
私もネット上で繋がっている投稿者さんの作品を拝見し、感想を書いたり、多少の誤字脱字チェック、文法チェック、アドバイス的なものをすることがあります。親しい方だとわりと本音を書いたりするのですが、基本は「気になる点は片目をつむって」、「よいところを二倍にして褒める」ようにしています。
いくら「厳しめで!」とご依頼いただいても、褒められなければいやだろうなと慮っちゃうんですね。正直なところ、自分の目が正しいとも思っていないので、私がダメと思ったところが、実際にダメなのか自信がもてないってのもあります。
そういうわけで、あまりアドバイスにはならない感想しか送れないことも多いです。そういうアマチュア下読みさんって、結構多いんじゃないかなと思います。いや、実際んところ、「おもしろくなかった」とは送れないんですよ。
本気の褒めと、そこそこの褒めの違いは?
個人的にはですが、可も不可もない作品に対する褒めどころはだいたい同じになってしまいます。
評価シートが送られてくるラノベやライト文芸系の賞って多いですよね。評価シートを友人同士で見せ合って、「かぶっていた!」と仰る方がいるんですけれど。正直なところ、わからなくもないんです。個人的には、読み手に「すごくいい!」と思わせるポイントがない作品だったのだろうと思います。
可もなく不可もない作品って、だいたい同じ感想になりがちなんですよ。
・文章が読みやすくて、すらすら一気読みでした!
・キャラクターがかわいい(かっこいい)です!
・実は○○が△△だったことに驚きました!
・ラストがどうなるか気になって一気によみましたが、ハッピーエンドでよかったです!
おわかりでしょうか? 多くの作品に当てはまることしかかけないんです。もしくは、ストーリーの一部を切り抜いて褒めるしかない。
上手いなと思った作品でも、文章が読みやすいとか、キャラクターがとは書きますが、中身がぐっと具体的になります。
例)ヒーローを取り合う女の子2人の話という設定で書いてみます(ライト文芸系かな?)。
一人称の文章は切れがあって読みやすく、主人公の明るい人柄が伝わってきます。とくに序盤の「……………」の部分、勢いがよくて一気に作品に乗れました。そこから続く終始楽しげな文体が、主人公の前向きなキャラクターにあっていると思いました。
主人公の女の子がバカみたいに前向きなのがいいです。でも、個人的にはライバルの○○がものすごくよかったと思います。主人公よりも成績も、経歴も、スタイルも上で、主人公に対していつも上から目線なのに、ときどき溢れるコンプレックスはなんでしょう。ムカツクのに、どこか可愛くて憎めません。
また、ヒーロー君がテンプレを外しているところがうまいなと思いました。本気で性格が悪い顔だけ男なのに、悪いことをすると(裏目に出て)上手くいって褒められるって。主人公くらいおバカで前向きキャラじゃないとつきあえませんね。それにバカみたいにいい子の主人公とつきあっていたら、性格も少しは修正されるかもと期待します(笑) そういう意味でも、主人公とヒーローのキャラクターの作り方がとてもよいと思いました。
凄すぎて感想が書けないこともありますが!
とんでもない怪物作品を読んだときは、なにも書けなくなります。
「出版作品を含めて、今年のベストです。凄すぎて言葉がでません。とにかくすべてが私好みです!」のような感想を送ったことがあります(大量に読んできて、こんな感想を書いたのは1回だけです)。ちなみに、某有名純文学賞の最終手前まで行ったそうです。すげえな。
見知らぬ人に感想を貰うのって大事
というわけで、友人・知人ではなかなか厳しい点をつけないんです。そもそも、どこまで客観的に評価できるかも不明です。
作家さんや(元)編集者さん、読書家さんの登録も多いので、ココナラさんを使ってみるのもありかなと思います。お安い方だと、短編が1000円から~とか。
逆に出品もできますので、読んで得た利益で、自分の作品を別の人に読んで貰うということもできるの、かな?
この純文学作家さんってどなた……?
「目指せ小説家デビュー。公募選考委員によるアドバイス!」とのこと。
短編のご対応ですが、お安い……!
「プロ作家養成ゼミの講評者による、小説クオリティアップ相談」とのこと。