信用できない語り手問題
今回は信頼できる/できない語り手という、ミステリーでよく論じられる問題についてまとめていきたいと思います。 多くの場合、小説は「信頼できる語り手」で成り立っています。主観的な嘘(思い込みなど)が多少あったとしても、ほとんどの小説は書き手が書 ...
『なろう系失速で本業低迷』後の新しい方向性について
『KADOKAWA決算での『なろう系失速で本業低迷』の記事について』をアップしたところ、「じゃあ次はKADOKAWAのライトノベル(ライト文芸含む)はどこにいくのか?」という質問を受けたので、急ぎ、新しい方向性について考えてみることにしまし ...
カッパ・ツーの第五期がはじまったよ!
第四期が最終選考なしで終わったので、五期は思ったよりはやくはじまりましたね。 公募に慣れた方にとっては、おどろくべき異色の賞です。 賞の概要 主催は本格大好きな光文社で、開催は不定期。 これまでの受賞者は四人。阿津川辰海、犬飼ねこそぎ、真門 ...
KADOKAWA決算での『なろう系失速で本業低迷』の記事について
KADOKAWAの決算と早期退職者募集が出版業界に衝撃を与えています。本業のもうけを示す営業利益は約81億円で前年度からほぼ半減し、営業利益率は3%を割りました。特に売上高の約半分を占める「出版・IP創出」事業が不振で、「タイトルの小粒化が ...
ラノベ、キャラ文芸のテンプレ化しすぎ問題と新規性について(一般文芸も添えて)
売れるんだから「売れ線カテゴリが雨後の筍のようにたくさんでる」のは当然だし、歓迎すべきことだと思っています。だがしかし、昨今のラノベとキャラ文芸はちょっとひどすぎると思っています。 これは作者の問題ではなく、明らかに出版社と編集者の問題だと ...