下読み考察 『このミステリーがすごい!』大賞より

2022年6月30日小説投稿と通過,小説投稿の豆知識,新人賞受賞作

「だれがどの作品を上げたのか?」

公になっているのはこのミス大賞だけです。そのこのミス大賞も前回で20回を数えました。

そこで、このミスの予選委員について少し考察してみたいと思います。回ってきた作品(いわゆる箱ですね)に当たりはずれもあるだろうし、引きのいい選考委員もいるんじゃないかと思います。そのため、この結果をもって予選委員の良しあしをいうつもりはありませんが、何か参考になるような値がでないかなと思って調べてみました。

※手作業でやってますので、カウントミス等ありましたら申し訳ありません!

このミス大賞の予選委員はこの方たち

杉江松恋1回から
膳所善造1回から14回まで
古山裕樹1回から
村上貴史1回から
北原尚彦第5回から
福井健太第8回から
宇田川拓也第8回から
土屋文平第11回から 
川出正樹15回から

一次、二次通過数

一次通過数二次通過数通過率%
川出正樹9444.4
村上貴史612744.3
膳所善造291241.4
杉江松恋542037.0
北原尚彦521936.5
古山裕樹581932.8
福井健太501326.0
土屋文平33721.2
宇田川拓也2129.5
正しくは、通過数=通過させた数 通過率は通過させた一次がどのくらい二次通過したのかを示す。

川出さんはまだ回数が少ないので参考値とすべきかもしれません。また、村上さんは2次の選考委員のため、(公平に見ているとしても)やはり多少の影響はあるのかもしれないですね。

膳所さんは、一次通過数が少ないわりに二次の通過率は高くなっています。

受賞作輩出数

大賞・優秀賞・隠し玉と3カテゴリーに分けました。銀賞・特別賞などはすべて優秀賞へ入れています。

大賞優秀賞隠し玉合計受賞率
杉江松恋5341222.2
北原尚彦5261325.0
膳所善造421724.1
村上貴史4581727.9
古山裕樹3721220.7
福井健太2761530.0
土屋文平215824.2
宇田川拓也1129.5
川出正樹1111.1

「受賞率=受賞作品数/一次通過数」になります。こうしてみると、だいたい20%~30%程度に落ち着いていますね。

まとめ

割り当て分の良しあしもあると思いますので、一概にどうとはいえないのですが……。一次通過させたあとの受賞確率がほぼ同じくらいになっているため、予選委員による差はあまりないのかなと思います。

ただ、一次通過数には差があるのはちょっと気になっています。もしかしたら単に割当数が異なる(人によって本数が違う)可能性もあるため、詳細上げるのは控えます。

一次通過率が高いかも?

ちなみに、一次の通過率が圧倒的に高いのは福井さんです。平均が3.8本。2位は北原さんと土屋さんの3.3本。少ない方は1.5本とかなので、割当数が同じなら、福井さんに当たりたい気もしますね。

だれを通過すると自信もってよいの?

村上さんは二次の選考委員を兼任しているためか、比較的、二次の通過率が高いです。

膳所さんは(配当数が同じなら)一時から絞るタイプかと。大賞率も高いので、この関門を抜けた方は自信が持てますね。ただ、今は選考委員をされていません。

現役の選考委員なら、北原さんが一番バランスがよいように思います。一次もそこそこ通してくれて、受賞率も高いです。バランス型の二番手は杉江さんでしょうか。

福井さんは二次通過率は低いため、一次はわりと優しめなのかもしれません。ただ、二次まで行くとグンと受賞率が高くなるので、福井さん一次→二次通過は(大賞は少なめですが)ちょっと嬉しいかもしれません。優秀賞や隠し玉率が高いですが。文庫発売の売れ筋をみるのが得意な方かもしれないですね。

※すべて管理人の偏見に基づいた考察です。いろいろお許しください。